『No Kidding!』

 随分前に書いた歌詞。

 これ、No Kidding って、
 なんて訳せばいいのかね。
 ぼく、むかーし、
 「真面目に愛して」という歌詞を書いたことがあって、
 その時の英タイトルが確かこれだったんだよな。
 でも、この歌詞の中だと、
 「そんな!馬鹿げてる!」とか、そういう意味で使っております。
 そんな意味にはならないよ。とか言われても無理です。
 ちなみに、ハーシュ・ノイズとブラスト・ビートというのも実はよくわかってないです。でも、そんな海があったらかっちょいいよね。
 夜のクラブ(平坦な読みのクラブ)と未成年と蛍光塗料。この組み合わせは本当に我ながら素晴らしいと思います。ロマンチックな空気感をうまく表現できたと思います。

 『No Kidding!』

ハーシュ・ノイズとブラスト・ビートの海の中で
お酒を飲んでる 子供達 
わざとこぼした 蛍光塗料が
あの子に向けた 矢印を描いた
No Kidding!
ハーシュ・ノイズとブラスト・ビートの海の中で
シール剥がしてる 大人達
幽霊みたいな 眼をしていたら
本当に幽霊に なってしまったんだ
No Kidding!
ハーシュ・ノイズとブラスト・ビートの海の中で
お酒を飲んでる 子供達
わざとこぼした 蛍光塗料が
「次はあんたの番だぜ」と言ったんだ
No Kidding!
マジかよ じゃあ 歌わせてもらうぜ
だから ヘイ そこの彼女 
あんたの飲んでる その暖かい紅茶に おれのブランデー 
ひとしずくだけ
身体に火を入れて 耳をすませてくれないか